朝夕のひんやり、日中はカラッとした爽やかな季節を迎えました。
袷着物を気軽に装うのもこのタイミング。
「まさかのピンク」
一泊二日の着物旅は、お伊勢さんと相差(おうさつ)の新明神社(通称 石神さん)詣
友から
「ピンク?いくつだっけ?」
「年齢だけど」
などなど指摘されながらも年甲斐もなく
平成最後の春は、ピンクの泥大島紬でしめくくりました。
桃色ピンクの、蚊絣泥大島は軽くて光沢があり、着ていると
ビタミンをグングン吸収するような気分になり
まさに太陽と友達関係。
夏を前に着る着物としては、持って来いの袷着物
着姿のこだわり
年間を通して骨盤を意識した着付けをするようになり、キリりとした後ろ姿は、垢ぬけの装い。
着心地は、まるで帯を締めているのを忘れるくらいの着楽さ。
毎回着物を脱ぐときの開放感が全くないことに驚きを隠せません。
帯はふっくらとしたお太鼓、背中にボリュームを意識しながら結びました。
浅葱色の帯締めは人生で初の試み
ターコイズ、やピジョンブルーにも似た青系の着付け小物はまさしく初体験の色。
箪笥にも、新風が舞い込んできた感じ、これぞお洒落の極意です。
着物も洋服感覚のコーデイネートがルーチェスタイル
洋服と和服の選び方の差異は無く、いつも着物も洋服を
着るときと同じ感覚で選び装います。
もしかしたら、着物の方が、洋服よりたくさん冒険できる
色選びができるかも。日本にはたくさんの和色があり
楽しむことができるから。
相差(おうさつ)から眺める伊勢志摩の海。
帯締めの薄浅葱色を重ね合わせ、偶然の色の一致に
旅を満喫しています。
おともは
・ピンク格子柄の泥染大島紬
・織楽浅野のPOP柄の紬の名古屋帯
・帯揚げ:麻の葉柄の生成り帯揚げ
・帯締め:薄浅葱色の細平唐組 帯締め
・帯留め:梟シルバー
・ルーチェのお着楽襦袢