毎年各県で持ち回りの秋の国民文化祭。今年は岐阜県で開催されました。
県内の市町村ではあらゆる芸術のイベントが目白押し。
毎週末はどこへ行き、どれに参加しようか迷う忙しさでした。
千人の第九
ちょうど昨年の今頃、何十年来の友との再会に第九の練習が始まったと聞かされ、その時はじめて
2024年の国文祭が岐阜県で開催されること、それに向けて皆が切磋琢磨しているのを知りました。
楽器の名古屋帯で応援
久しぶりの着物の装い。街路樹が黄金色に色づくこの季節は着物を着るのに一番相応しい陽気です。
頑張る友への密かな応援と、着物で気づいてくれるかなの期待に玉子色のお召着物と黒の名古屋帯を締めて会場に入りました。
席に着くと出番で忙しい友がら会えたよコール。
ピアノ柄の帯が目を引いたようです。
先回り着物で行くからね、とグループチャットしていたから分かり易かったそう。
何もできないけれど、傍で応援できればとの思いが通じたようでした。
歓喜の歌
約2,000人の観客とオーケストラや1000人の合唱団員に会場は大いに盛り上がり、特に第四小節の合唱の25分間は異次元にいるほどの至極の気分。
歓喜の歌に酔いしれ、感極まる熱い思いが込み上げてきました。
学生さんから大人まで、県内の各練習会場で磨き上げた音色を一つにまとめ上げる、皆の努力と清々しさに「ブラボー」の良き秋の一日でした。
2025年の開催地は長崎県。感動をつなぎます。