アナタにお似合いのラクで素敵な着付けをします。岐阜の出張着付け&ヘアセット、前撮り撮影はお任せください。

ルーチェの着物ごよみ

2019年9月京都南座は結城尽くし

彼岸の入り、大型の勢力を保ちながら日本に接近中の台風17号
数日前から、天気予報と首っ引き
どうやら、目的の京都には差ほど影響もなく
新幹線も定刻通りに安堵。

予てより楽しみにしていた
「通り狂言 東海道四谷怪談」に行ってきました。

民谷伊右衛門には片岡愛之助、お岩他3役に中村七之助
直助権兵衛には市川中車、その他今が旬の役者揃い。
脂がのった演技と姿に大満足。
その中でも、
七之助の女性の一途な可愛らしさと裏切りを知った情念のお岩に圧倒。
早変わりの男役にはどこか亡き勘三郎の面影を見て取れ、
そのスケールの大きさと優美さにしばし酔いしれるしまつ。


結城縮の単衣着物と帯

結城には珍しい、乱縞の縮単衣はシャリ感もあり、
どこかふっくらとした真綿の風合いも持ち合わせるから着易く、
終日着崩れの心配など程遠い。
紬の着心地の良さの特徴をを引き出してくれています。

帯は結城紬の横段唐草の洒落模様。
久しぶりに自らかがり仕立てをしました。
締めやすさと存在感はこの季節にピッタリです


絶対のゆるぎの帯締め

中央に溝がある「冠(ゆるぎ)組」は、
しなやかで程よい幅と厚みに加え適度に伸縮性があるので、
締めやすい上に緩みにくく、
帯締めが下がってしまう心配がまるでない、
一押しの帯締め。
ほんのりとアイボリー(練色)でどんな帯にも合わせやすく重宝します。

雨の心配も無く思う存分、
着物で京都の秋を満喫しました。

おともは、
・結城縮 はたおり娘 乱縞ボカシ「思深」
・結城紬絣帯 しゃれ唐草横段折り
・うっすら小豆色の縞模様帯揚げ
・道明冠帯締め 練色
・ルーチェオリジナルのお着楽襦袢とおこしやす

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