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ルーチェの着物ごよみ

2023年4月京都を「歩く」

すっかり桜も葉桜となってしまい、まもなくゴールデンウイークですね。
月日が経つのは早いものです。

今月のはじめに京都まで足をのばしました。
自宅から車で2時間、高速から眺める土地土地の桜並木を眺めながらのドライブ。
朝は防寒着が必要な寒さも、日中は少し汗ばむほどの晴天に見舞われ、気分は上々です。

大谷本廟の交差点を右折してしばらくすると朱色の鳥居が見えてきました。
目的地の八坂神社です。
早朝8時に到着しました。
屋台や観光客でにぎわう界隈も、早朝とあり人もまばらな境内を独り占め。
澄み切った空気と青い空が美しく、思い切り深呼吸
古いお札を納め、ゆっくりとお参りができました。

京都を「歩く」

空いている間にいろいろ駆け足で回りました。
コースは八坂さん、知恩院、平安神宮、南禅寺

お昼は河原町の「おめん」きんぴらごぼうや細かく刻んだ薬味でいただくおうどんはいつも変わらぬ味
美味でございました。

午後から祇園界隈を抜けてしばらく歩き、秀吉さんの豊国神社、そして三十三間堂まで足を伸ばしました。
1000体の千手観音の整列したお姿に身が引き締まり、また帰ってきたという気持ちになります。
手前には、風神雷神をはじめ二十八部衆と呼ばれる尊像が安置されています。
よく見てみるとどの尊像も身丈が165cmより小さくこじんまり。
なんとなく親近感が湧くのは私だけでしょうか。

桜の刺繍の付け下げと龍村

この季節には必ずといっていいほど、袖を通す枝垂れざくらの付け下げです。
龍村の帯は柔らかく身体に良く馴染むから着心地も最高です。
付下げの身丈は今の寸法より身丈が7cmほど短く、当初おはしょりが少なめだから
着るのを控えていたのに、ルーチェのお着楽襦袢を着るようになり、腰ひもの位置も自由自在に
調整できるから、ここ数年出番が多くなりました。
着物を着る工夫の楽しみは無限です。
好きな着物に京都の一人歩きを堪能した日帰り旅行でした。

お供は
・グラデーション桜刺繍の付け下げ
・錦楽葵平天袋帯
・桃色と抹茶色の帯揚げ
・ウロコ柄の平組帯締め
・ピーコック色のバッグ
・溜塗扇子
・ルーチェのお着楽襦袢

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