大暑、暑さ真っ盛りですね。
年齢を重ねるごとに、夏のお出かけは絽や麻を着るのがほとんど。
夕方からの外出も浴衣は敢えて控えてました。
その理由のひとつに、襦袢を着ない分素肌感が外に丸出しな感じ。
老いを感じさせるスレンダーな体格。
私にとっては、この細身の体形がなんとも貧弱極まりない。
それならば、襦袢着て帯付きで・・・の装いになってしまう。のです。
こういった思考回路が続く中、
今年は、浴衣で、しかも大暑の夏真っただ中に外出したいなと・・・・どういう風の吹き回し？
浴衣でデイナーin 川原町
着物大好きな友と、素敵なお店でデイナー
話はとんとん拍子に進み、大暑に浴衣でおでかけ が叶いました。
スレンダーな体形であろうが、貧弱であろうがお構いなし。
だって浴衣着たいんだもん。
ちょっと少女に戻った気分です。
お食事もお魚中心、しかも野菜もこだわりのビーツやトウモロコシ。。。。
どれもこれも美味でしたが、
鮎のお料理には感動してしまいました。
約３時間蒸しにした鮎と鮎の箸置き
ビル格子の浴衣
呉服屋さんで一目ぼれした浴衣の反物。
第一印象は都会なビル群。
林立するビルが脳裏を横切り、自分で縫うことにしました。
あれから約２０年、仕立てたまま箪笥の奥にしまってあったビル格子の浴衣。
いつかは着てみたいの思いがきっとあったのでしょう。
絞りの浴衣を差し置いて、スレンダーな体形にスレンダーなビルの浴衣。
動画投稿の帯結びをしました。
我ながら気に入ってます。
翌日、自宅洗い。
たたんで箪笥へ帰っていきました。
楽しみごとは四の五の言わずになんでもチャレンジですね。
満足感で幸せいっぱいの岐阜城下の一夜でした。
お供は
・ビル格子の浴
・単衣の博多帯
・春慶塗の下駄
・ガラス玉の髪飾り
・木の実の帯締め