2018年10月清流根尾川鮎と御召

実りの秋を迎え、稲刈りの真っ盛り

黄金色の景色の中に建つ　天然アユ料理の店
こだわりのおもてなしに定評のある女将から
「子持ち鮎の季節」の便りが届きました。

早速友と天然鮎場へ

今年の夏は酷暑続き。
食欲も今一つ。
ぐずぐずしている間に遊びに行く機会を逃し、
岐阜の清流、根尾川育ちの鮎は今年はオアズケと
半分諦めていたところに、嬉しいお知らせ。
いそいそと
美女カメラマンも同行の天然鮎尽くしに出かけ、
和服姿の撮影をしてもらいました。

光と影の御召しの風合い

伊羅保色に組格子に似た地模様の御召は
一見無地のように見え、縮緬地よりも固く、
紬よりも柔らかなサラッとした着心地と光沢が映えます。

黒地の帯でスキッとした季節感

黒地金糸葉花模様の袋帯で、存在感を演出しました。

帯揚げはうっすら小豆色の縦縞模様
こちらも光沢がありレフ効果満載

鮎料理は、客の顔を見て一品一品女将自ら手を尽くし心温まるおもてなし。
頭や中骨も炭で焼き、カリカリ。
お酒の肴になります。
「全て食べ尽くすのがウチの流儀」
自らの焼きを貫き35年。
筋を通した仕事に頭が下がりました。
美味しい秋の味覚をありがとうございました。