今年になってはじめての投稿になります。
1月の着物でお出かけは、着物に携わる身にとっての嗜みといいつつ、あいにくの10数年ぶりの寒波予報もあり断念しました。
あれから10日も経たぬ間に、辺りは梅の花の開花も聞こえる季節となり、早春という言葉がしっくりする季節に様変わり。
先日、数人で「着物のお仲間と集まりたいね」の発案から、その声は数日で行き渡り、この度の「着物仲間の集まりの会①」となりました。
グループメンバーは、まだルーチェが着付け教室の講師だった頃の教え子様ばかり。
ほとんど年上の皆様は懐の深いお人柄で、皆で研磨しあいました。
現在は着付け講師、フリーランスで着付けを生業、和裁専門で着付けに走り回りという、皆着付けにかかわる現役の着付け仲間の集まりとなりました。
着物談義は、時無し。
時間が経つのも忘れ、再開の喜びに至福の時を過ごしました。
着付けを教えていた頃は、まだ30代前半から40代前半。
大ちゃくな物言いのルーチェの教え方に耐えて、現在は現役の着付師として活躍される姿は、
とても誇りであると同じくらいに皆様の和服姿にその証拠が滲み出て、自慢話ではなく本当の事と、感無量でした。
久しぶりの泥大島
春の日差しがキラキラの日、年不相応かなと一瞬よぎったものの、気の知れたお仲間の集まりだし、
きっと皆で写真を撮るだろうから、レフ版変わりにでもなればと、ピンクの泥大島で出かけました。
着心地が軽く春にはピッタリの一枚です。
八掛も共色で粋に決めました。
オープンハートの帯
こちらの帯も、海藻やハート型をかたどったユニークな柄にシックな色目の名古屋帯。
この季節には必ず締める帯をあわせました。
うさぎの帯揚げと練色の帯締め
小物でこっそり楽しむのも着物の装いならではの楽しみですね。
縮緬地に大きなうさぎの帯揚げは、結び方によって帯の上側にチラ見えする柄や色目にインパクトがあり、和モダンな装いで決めてみました。
冠組の帯締めは伸縮性に富み、締め心地の変わらぬ良さ。
あれから約20年。
こうして皆との健勝での再会。なによりのご馳走でした。
次回は秋にでも・・・・
お供は
・ピンク色の泥大島紬
・オープンハートの名古屋帯
・うさぎ柄の縮緬帯揚げ
・練色の冠組帯締め
・ルーチェのお着楽襦袢