今年は素敵な出会いや、思いもしない出来事が続き、その中で着物は大きな役割を担ってくれています。
人生半世紀に渡り憧れ続けたバリアート。
鳥や動物が遊ぶ自然をモチーフにした、熱帯花鳥図に心惹かれ、
いつかは生活の一部の彩りになることを夢見て時は流れ、
その高嶺の花は、正夢となりました。
日本に嫁いだ証を和服とともに写真に収めました。
画家にこの喜びを伝えたいと。
花を添えるつもりでサーモンピンクの着物
箪笥の奥にしまってあったキレイな色の無地を着ました。
インドネシアの風土には、和の色というよりどこかエキゾチックで、明るい色がお似合いと思ったのです。
いい年して、って気恥ずかしかったけど身にまとってみれば、極上の気分着たもの勝ちです。
「緑にいだかれる午後」の名を持つこの絵の深緑色にサーモンピンクが一際映えます。
フクロウの帯や帯留
絵画で遊ぶ、フクロウを真似てみました。
名古屋帯
帯締めと帯留
秋虫の鳴き声が流れる田舎の風情に溶け込んでいきます。
おともは
・ふくろうの名古屋帯
・飛び柄の帯揚げ
・薄ピンクの五嶋紐に、フクロウの紬帯留
・半襟と襦袢は共布(こちらもお手製です)