今年も残すところあと僅かとなりましたね。
皆様はどんな師走をお迎えでしょうか。
私事ではありますが、この11月にはルーチェの着物着付けも10年目に入り、新しい試みも少しづつではありますが、挑戦中。
毎日の積み重ねを大切に、来る日に咲き誇れるように準備の暮れになりました。
3年ぶりの空の旅
数年前、まだみぬ九州を訪れてみたいと、旅行を計画中の矢先にコロナ蔓延の日々が続き、しばらくは自粛の日々を余儀なくされ、あきらめかけていた長崎。
全国旅行支援の対象期間を利用して、初上陸してきました。
中部国際空港(セントレア)から約1時間半。
久しぶりの空の旅に心ウキウキ。
キャビンアテンダントに上空からの見晴らしポイントを聞きながら、窓側の座席を左右移動して国土を満喫。
異国情緒溢れる長崎
長崎空港に到着するとその足で終日ハウステンボスへ。
翌日の午前中は軍艦島上陸、午後から市内観光、夜はグラバー園の夜景と強硬なスケジュール。
寒波襲来の翌日とあり天候が心配されましたが、両日お天気に恵まれ、奇跡的に軍艦島への上陸も叶いました。
市内を走る路面電車とオランダ坂から見下ろす三角屋根の建物、眼鏡橋や出島界隈は気取りが無く、居心地の良い空気に包まれ身も心も心地よく、そっと優しさに触れるような和らぎの街長崎。
是非また訪れたい場所の一つになりました。
ハウステンボス
眼鏡橋
長崎の街
クリスマスシーズンに雪だるまの帯
スーツケースの中身はおおかたが着物やコートや草履。着る機会を逃してはならぬと、最終日に着物で出かけました。
薄刈安色の上田紬はここ数年のお気に入りの一枚。
くすみ系の着物は顔色も老けた感じがして、年齢を重ねるにつれ明るい色を好むようになりました。
冬の期間に一度は締めると決めているのが雪だるまの名古屋帯。
可愛すぎかなの思いが一瞬頭を過るけど、気づけば着物に合わせて外出へ。
来年もその先も多分愛用することでしょう。
夜の外出のお目当ては、ホテル近くの大浦天主堂とグラバー園。
この時期は午後8時までライトアップ営業と知り、夜の散策に出かけました。
銘仙の着物をリメイクした対丈のコートに襟巻で寒さ知らずです。
ホテルのクリスマスツリー前で記念撮影。
大浦天主堂のライトアップ
ホテルのロビーにて
目まぐるしい2泊3日のミニトリップではありましたが、仕事のこともすっかり忘れて思い切りハネを伸ばすことができました。
忙しさの中にも楽しみと新しい出会いのワクワクに出会える来年を迎えたいと思います。
皆様今年もお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
世の中は楽しみでいっぱい、毎日が楽しい事だらけ
お供は
・薄刈安色の上田紬
・雪だるまの西陣名古屋帯
・黒地にドット柄の縮緬帯揚げ
・紅白の平帯締め
・ルーチェのお着楽襦袢