記録が更新されるほどの猛暑続きだった今年の夏。
今月に入り、台風がひとつ、ふたつと通過してはようやく少しづつではあるものの過ごしやすくなり、
窓からの涼やかな風とともに、いつしかセミの声から秋虫の競う音色を感じる季節になりました。
名古屋発 体感空間!「動き出す浮世絵展」へ
プロジェクションマッピングや3DCGを駆使した浮世絵のデジタルアートの世界へ旅してきました。
東海道五十三次を描いた絵師達の作品は、現代の型にある意味はめ込まれ、不思議な感覚に見舞われる世界。
この感覚は未だ消えず、新しい物の表現の在り方とでも言っておきましょうか。
総じて軽々しくも美しさや華やかさからも、この夏の是非和服で出かけたいスポットとなり、着物で浮かないお出かけ場所になったことでしょう。
ありがとう。
エメラルドグリーンの小千谷縮
夏こそ着物の代表格は、麻の素材。風を通すふっくら感の小千谷縮を着ました。
会場の雰囲気と色目に似合うだろうとこちらのコーデにしました。
この企画のアシスタントPDを務める姪っ子に合格点をもらいました。
帯は大麻の京紅型
浮世絵の好みも、国芳一押しだったのが、本物の版物をみるたびに足が止まるのが、「広重」の世界。
好みが変わる瞬間を感じる良い機会でした。
最終日は混みこみだったそう。
目標を大幅に超えた入場者数、きっと他地方も巡回することでしょう。
おともは、
・ニュアンス縞エメラルドグリーンの小千谷縮
・京紅型の銀杏柄の大麻布の名古屋帯
・海老茶と千鳥の帯揚げ
・紅白の帯締め
・麻草履
・扇子