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ルーチェの着物ごよみ

2022年3月「春のゴッホ展」

三寒四温。名古屋伏見のオカメ桜も見頃となり、汗ばむ陽気に羽織は用済みと思いきや、
ここ数日指先が凍るほどの寒さ。
そっと冬に逆戻り。
北風の日々が続きます。

一筋の光 「ゴッホ展」

長く続くコロナ禍、心待ちにしていた催事の相次ぐ延期や中止に外出の機会も大幅に減り、気が付けば着物を着て出歩くこともめっきり減ってきました。
女性にとってキレイに装い、お出かけすることは日常の中で重要不可欠。
ましてや季節を楽しみ遊ぶが日本の風土と文化。
そろそろ芸術にふれたいな・・・

そんな中、待ちに待った「ゴッホ展」の開催。
田舎道の先に照らす温かく力強い太陽や、夜空に手を伸ばせばとどくほどの月の鑑賞は、暮らしに一筋の光が差したようで、いつもより丁寧に展示を鑑賞しました。
晩年描いた療養所の風景や糸杉のフランス時代、故郷で描く数々の習作。
風車にオランダ時代を思い、見応えがありました。

無地の着物に桜の刺繍

ゴッホ展に行くにあたり、さっそく着物選び。
当日にむけてあれこれの箪笥にみだれ箱。
楽しくて仕方ありません。

少し早いけれど、桜の付け下げを着たい!
4月に入ってから着るに相応しい風情の桜だけれど、TPOに合わせた着物選びより「着たいときに着る」を優先。
久しぶりに手を通しました。

グラデーションの無地の着物に桜の刺繍をオーダー。
作り手の呉服商の柔らかくも熱い思いが蘇る付下げです。

花紋の刺繍が背中で咲き誇り、偶然にも付け下げの色目とオカメ桜が馴染んで、より一層の装いの楽しみ方になりました。

和洋両使いがルーチェスタイル

このたびの装いでは、帯締めが肝。同系色のバッグで愛称抜群!

またひとつお着楽襦袢のメリット

4尺一寸五分の短い着物もお着楽襦袢なら、おはしょりに心配がありません。
いつものと比べて、およそ8㎝短い着物。骨盤着付けをサポートするお着楽襦袢。
短い着物も品よく、着崩れ知らずで装うことができるのも着物フアンには強い味方。
着物好きなアナタに是非着用していただきたいの思いがつのります。


 
お供は
・グラデーション桜刺繍の付け下げ
・錦楽葵平天袋帯
・麻の葉に飛び柄の帯揚げ
・ピーコック色の帯締めとバッグ
・溜塗扇子
・ルーチェのお着楽襦袢

-ルーチェの着物ごよみ